2012年02月23日   飯田線と119系

咲-Saki-に描かれている舞台の多くが、長野県に実在するの知られた話したと思いますが、清澄高校の面々が県予選の際に利用した駅が飯田線七久保駅です。

実際、原作の中でも電車で大会に向かう様子が出てきますが、そこで描かれている電車は119系電車と言って、国鉄が飯田線用に製造した電車なのですが、この電車が来月、廃車になります。

もう飯田線の半分以上の列車は、さらに新しい電車で運転されており、3月17日のダイヤ改正で通常の運行からは撤退し、月末のさよなら運転が最後になります。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000013855.pdf
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000014132.pdf

さよなら運転は国鉄時代の色の電車になるようなので、アニメで描かれた白系統の地色にオレンジと緑の帯を巻いた電車は3/16の運行が最後になります。

七久保駅と咲たちが乗車した電車(アニメでは車内も結構リアルに描かれています)の組み合わせもあと1ヶ月ありません。
ちなみに、アニメでマホ達が県予選会場までこの電車で行っていますが、残念ながらこの電車は塩尻駅には入りません。



Posted by 四風連打 at 17:17Comments(0)咲-Saki-ノンジャンル

2012年02月22日   全国高校生麻雀大会の選手登録

ニコニコ生放送の「咲-Saki-」全25話一挙放送を見ながらふと思ったのですが、全国高校生麻雀大会の選手登録はどうなっているのだろう、ということです。

原作にはないですが、アニメの第3話で、部長とまこが大会出場登録に出向くシーンがあります。行く直前、部長は、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将と、清澄のメンバーの名前が書かれたメモ書きを書いています。つまり、団体戦は出場登録と同時にメンバーを出場順で登録する必要があるように見えます。

一方、これも原作にはなくアニメの第7話に出てきますが、龍門渕の面々が、衣が来ないと「あゆむ(龍門渕家のメイド、アニメのみ登場)」を出す、としゃべっている場面があります。このとき、「補欠登録しているから問題ない」という透華の発言もあり、どうも、5人以外に補欠を登録する事が出来るようです。

まぁ5人しか女子部員がいない清澄には、補欠なんて贅沢、ひとり欠けたら棄権なので、関係ないですが。
とはいうものの、補欠が出場できる条件、も気になります。簡単に変えれるのであれば、それはそれで戦略のひとつになります。

この前提で考えると、出場選手登録はかなり重要なファクターになります。県予選の段階では、清澄はノーマークでしょうから、長野の他の出場校は、前年度優勝の龍門渕か前々年度まで6連覇の風越女子との対戦を想定してオーダーを組むことになります。

原作でも出てきますが、団体戦の場合は先鋒に最強選手を置くのが有利です。追っかける方は、点差計算しながら勝負しなければなりません。麻雀の場合、直撃以外にもツモ和了もあり、さらにはベタオリしても、他家がツモで和了すると点が減ります。
原作でもアニメでも一貫していますが、タコスは点数計算はできますが、点差計算(点移動計算)が苦手、ということになっています。

龍門渕は前年優勝したメンバーがそのまま残っていますから、オーダーを変える必要性はないように思えますし、他のチームもオーダーは変えてこないだろう、と認識しているとみてよいでしょう。
一方、風越女子は前年度中堅だった福路キャプテンを先鋒に持ってきましたが、これも先鋒=最強選手の法則に従ったと思われます。風越は間違いなく龍門渕を意識してオーダーを作っているはずで、大将に前年度同様、池田を持ってきたのは、福路の推薦があるにしても久保コーチもその実力を認めているということでしょう。
アニメの8話で出てきますが、風越は昨年から残っているのが福路と池田で、それ以外は今年から出場している選手なので、福路で逃げ切り、池田で何とか天江衣をしのぐことを計算していたと思われます。結果的に中堅戦で1年生の文堂さんが清澄の竹井久にリードを吐き出してしまうのは想定外だったと思います。そもそも、清澄なんてノーマークですから仕方がありません。

鶴賀学園も清澄と同じく、5人しか部員がいないので補欠はありません。データを重視する加治木がリードしているだけあって、おそらく龍門渕と風越女子を意識してオーダーを組んだはずです。
龍門渕の面子は変わらないとして、風越はどういうオーダーを組んでくるか予測したと思われます。福路が先鋒に来るかどうかは解りませんが、強い選手を持ってくることは間違いありません。
むっきぃ(津山睦月)で先鋒戦をしのいで最大のウィークポイントである初心者かおりん(妹尾佳織)を未だ飛ぶ心配がない次鋒に持ってきて、その後の中堅・副将・大将戦で巻き返す、という作戦に見えます。
先行逃げ切りを図りたいのはヤマヤマですが、超初心者を抱えている以上、追い上げ前提の戦略は止むを得ません。ただ、アニメの方で加治木が言っていますが、大将にモモ(東横桃子)を持ってくるかどうかは最後まで悩んだと思います。自分を大将に持ってきたのは、加治木の責任感と、副将戦で龍門渕透華と当たることを考え、ステルスをぶつけるのはデジタル打ち、と考えた結果でしょう。

最後に清澄。これはまぁ、このメンバー順しかないでしょうね。部長が鶴賀の加治木のようにお手盛りで自分を大将に持ってくるという考え方も出来ますが、咲と和については自分より実力は上と考えているようにも見えるので、天江衣に咲をぶつけるのは大きな賭けとも思えますが、清澄の手の内では咲か和しかなく、点差も考慮して打てるデジタル派は出来れば大将戦より前で使いたいとなると、咲がベストと思われます。

ただ県大会決勝の結果を見る限り、清澄の県大会優勝のキーとなったのは中堅戦の部長の連荘です。あの連荘がなければ、そのまま沈んでいたと思います(展開的に清澄が負けることはアニメ的にないですが、MVPは咲が持っていくかもしれませんが、WOM=Woman of the match=は部長です)。

ところで、県大会と全国大会でオーダー変更は出来ないのですかね。今のところオーダー変更した例は咲-Saki-本編でも阿知賀編でもないようです。変更できないとなると、「咲-Saki-」の最大の疑問点である、咲が照と卓を囲めないという事実は解消されません(白糸台・宮永照が先鋒、清澄・宮永咲が大将)。
小林立氏は、かなり先んじてプロットを作るようですから(アニメ最終話のエンディングからもうかがえます)、団体戦では直接対決がなく(照の頑なな態度が崩れる程度)、ふたりの和睦は個人戦なのかもしれません。




Posted by 四風連打 at 01:23Comments(0)咲-Saki-ノンジャンル

2012年02月15日   咲-Saki-阿知賀編第7話〔修行〕

ヤングガンガン掲載の咲-Saki-本編も、咲日和も直前の号は休載だったため、阿知賀編をすっかり忘れておりました。ようやく昨日購入して、すぐ読了。

前回、「お持ち」なステルスモモ+ワハハと阿知賀の面々が出会った場面から続きます。というか、阿知賀の面々は門仲あたりに泊まっていたのか…ちなみに昨日、少年ガンガンを買ったのは東陽町でした。

門仲のばーちゃん家にあるクーラー付8畳がやけに広い気もしないでもないですが、なんで自動卓があるのよ。鶴賀は個人戦も出てないから、持ち込んだとも思えないし。おまけにちょっと呼んでくる、で代々木のオリンピックセンターに泊まっているキャプテン福路+にゃーを連れてくるのだけれども、門仲と代々木は「ちょっと」じゃないぞ、都心を走るのが初めてのドライバーには特に。

などと現実に当てはめるといろいろ矛盾がありますが、まぁそこはフィクションの世界ということで…。

しかし阿知賀女子は県大会前の猛練習にしろ、全国大会前の巡業にしろ、直前になってバタバタ動くのが好きだなぁ。ギリギリまで夏休みの宿題に手を付けない性格だったのでよく解りますが、出来ると思って計算が狂うことがあったりするんだけど、普通は。

で、いよいよ準決勝。阿知賀女子・松実玄の対戦相手は、白糸台・宮永照に、2回戦で対戦して歯が立たなかった千里山女子・園城寺怜、そして福岡新道寺・すばら先輩キタ----、初めて明かされた氏名は、花田煌。
下馬評は、白糸台と千里山女子なんでしょうけど、咲-Saki-本編の展開も考えると、ここは白糸台と阿知賀女子が勝ち上がるのはほぼ確定的。ここまでほとんど牌譜が出てこなかったので、次回以降は準決勝の戦い方がメインにならざるを得ないので、牌譜が出てくるものと思われます。

というか、気になるのは咲-Saki-本編の進み具合で、最終的に「咲-Saki-」と「阿知賀編」の決勝戦同時進行は仕方がないにしても、アニメ第一期のようにそこにTV放映を無理やり合わせるようなことだけは避けてほしいところです。