2012年07月05日 すばらっの点棒矛盾-準決勝戦
Aブロック準決勝先鋒戦後半、南二局、宮永照の2600直撃に点棒を出す、すばら先輩です(11話より)。
これ、11話のTV放送を見た瞬間、違和感がありました。
なんとなくの直感でしたが、せっかくなので準決勝戦先鋒戦の点棒の動きをすばら先輩視点で振り返りました。
※咲の世界での10万点持ちは、百点棒×10+千点棒×4+五千点棒×3+一萬点棒×8となっています(「咲-Saki-」第70局参照)。
あと、麻雀を実際に卓で打ってない人には解りにくいかもしれませんが、東一局で3900を振り込んだ場合、千点棒4本で払って、シバ棒(=百点棒)1本を返してもらうのが通常です。ロンした方は点数がザンクとなったら、自分の百点棒を反射的に出します。そういう前提があるので、以下の考察もそれを踏まえています。
あと両替は基本的に必要となった場面でするのがお約束です。場の初めにする事はありません。
【前半】起家-宮永照
東一局 98000 △2000 怜の満貫ツモ
東二局 98000 照1000←玄
東三局 98000 照1300←怜
東四局 97000 △1000 照4000ツモ
南一局 89300 △7700 照7700←すばら
南一局1 85200 △4100 照12300親ツモ
南一局2 79000 △6200 照18600親ツモ
南一局3 80900 +1900 すばら1900←怜
南二局 78300 △2600 照2600←すばら
南三局 77000 △1300 照5200ツモ
南四局 69000 △8000 照8000←すばら
南一局ですばら先輩の百点棒が3本増え(13本)、南一局三本場で1本お釣りで返して、南三局の段階で、おそらく百点棒払底しています。
【後半】起家-すばら
東一局 68500 △500 照1100ツモ親かぶり
東二局 68000 △500 照2000ツモ
東三局 67000 △1000 照4000ツモ
東四局 61200 △5800 照5800←すばら
東四局1 58500 △2700 照8100ツモ
東四局2 58500 照10200←玄
東四局3 56200 △2300 怜8800ツモ
東一局で百点棒5本をお釣りで貰うも、東二局で出て行きます。東四局の最初に2本、一本場でさらに3本お釣りを貰って、東場最後に3本払い。百点棒2本で南入します。
南一局 56200 照1300←玄
南二局 53600 △2600 照2600←すばら
これが冒頭のシーンです。
この2600払いのシーン、原作にはなく、アニメの11話だけに登場します。上記の経過のごとく、すばら先輩はこの時点では百点棒は2本しか持っていないはずで、2600の払いを百点棒6本では払えません。微妙な払いも無いので、間違いないと思われます。
実は「咲-Saki-」の本編では、それなりの頻度で現在の得点が名前とともに出てくるのですが、阿知賀編では、準決勝の細かい闘牌描写にもかかわらず、卓上の得点表示か大会の得点表示以外では得点が出てくる回数が少なくなっています。なので、点棒移動に気付きにくいのかも知れません。
得点表示の多い少ないは、もちろん連載1回あたりのページ数も違うので単純な比較はあんまり意味がありませんが、今回の準決勝先鋒戦は最初から順を追っていくと、南二局ですばら先輩から2600ぴったりの点棒が出てくることはありえません。
・・・とここまで書いて、咲-Saki-の第70局見返したら、500点棒らしきものがありました。うーん、とりあえずそれでも変わらないような・・・(自信なし)。
声優総動員
咲-Saki-阿知賀編アニメ第12局「約束」
咲-Saki-阿知賀編アニメ第11局「決意」
咲-Saki-阿知賀編アニメ10話~千代田線
咲-Saki-阿知賀編アニメ第10局「連荘」
咲-Saki-阿知賀編アニメ第9局「最強」
咲-Saki-阿知賀編アニメ第12局「約束」
咲-Saki-阿知賀編アニメ第11局「決意」
咲-Saki-阿知賀編アニメ10話~千代田線
咲-Saki-阿知賀編アニメ第10局「連荘」
咲-Saki-阿知賀編アニメ第9局「最強」
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四風連打
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咲-Saki-TVアニメ